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運動と食事制限をしても体重が減らない原因と対策は?

こんにちは!
堺市堺区のパーソナルジムSAKURAのブログにようこそ!
今回は運動と食事制限をしても体重が減らない原因と対策についてお話ししています。
是非最後まで読んでコメントお願いします!

ダイエットをしている人の多くが一度は感じる悩み、それが「これだけ頑張っているのに体重が減らない」という停滞です。食事を減らし、運動を取り入れているのに、体重計の数字が変わらない。そんな現象には必ず理由があります。人間の身体は単純な「消費カロリーが摂取カロリーを上回れば痩せる」という計算だけで動いているわけではありません。代謝、ホルモン、筋肉量、ストレス、睡眠、そして身体の防衛反応など、複数の要因が絡み合って体重変化をコントロールしています。ここでは、なぜ努力しても体重が減らないのか、その原因を掘り下げ、解決への具体的なアプローチを解説します。

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まず理解しておきたいのは、「体重」と「体脂肪」は同じではないということです。ダイエットの目的が健康的な体型や見た目の改善であるなら、重視すべきは体脂肪率の変化です。運動を始めた初期段階では、筋肉のグリコーゲン量が増え、水分を保持することで体重が一時的に増加します。また、筋トレを取り入れている場合、筋肉量の増加により体重が減らないこともあります。つまり、体重計の数値だけを見て焦るのは誤りであり、体組成の変化に目を向ける必要があります。

それでも明らかに体脂肪が落ちていないと感じる場合、考えられる原因の一つが「代謝の低下」です。長期間にわたる過度な食事制限は、身体を「省エネモード」に導きます。摂取カロリーが少なすぎると、身体は飢餓状態を察知し、エネルギー消費を抑える方向に働きます。これを「代謝適応」や「恒常性維持機能」と呼びます。この状態では、以前と同じ運動量でも脂肪燃焼が起こりにくくなり、体重が減りにくくなるのです。特に女性はホルモンバランスの影響も受けやすく、極端なカロリー制限によって月経周期が乱れたり、甲状腺ホルモンの分泌が低下したりすることもあります。こうした変化はさらなる代謝の低下を招きます。

もう一つの大きな要因が「非運動性活動熱産生(NEAT)」の低下です。NEATとは、運動以外のすべての活動によって消費されるエネルギーのこと。立つ、歩く、階段を上る、家事をするなど、日常の動作で消費されるカロリーを指します。過剰な運動や食事制限によってエネルギー不足に陥ると、身体は自然と動きを抑え、NEATが減少します。その結果、1日の総消費カロリーが想定よりも少なくなり、体重が停滞するのです。したがって、ダイエット中こそ意識的に体を動かす習慣を維持することが重要になります。
さらに見落とされがちなのが「ストレス」と「睡眠」の問題です。ストレスを感じると副腎皮質からコルチゾールというホルモンが分泌されます。
コルチゾールは血糖値を上げ、脂肪を蓄積しやすくする性質があります。慢性的にコルチゾールが高い状態では、体重が減りにくくなるだけでなく、食欲も増加しやすくなります。また、睡眠不足もレプチンやグレリンといった食欲関連ホルモンのバランスを崩し、過食を招きます。つまり、どれほど運動を頑張っても、ストレスと睡眠の質が悪ければ、ダイエットはうまく進まないのです。
次に注目すべきは「腸内環境」です。近年の研究では、腸内細菌のバランスが代謝や脂肪蓄積に影響することが分かっています。偏った食事や人工甘味料の過剰摂取、食物繊維の不足は、腸内環境を悪化させ、栄養吸収やホルモン分泌に悪影響を及ぼします。特に腸内で短鎖脂肪酸を産生する善玉菌が減ると、脂肪燃焼が低下しやすくなります。腸内環境を整えるためには、発酵食品や野菜、海藻、果物などをバランスよく摂り、過度な糖質制限を避けることが大切です。

そして、ダイエットが停滞する人の中には「栄養不足」が背景にある場合も少なくありません。脂質を極端に減らすとホルモンの合成が妨げられ、タンパク質不足は筋肉量の減少を引き起こします。筋肉が減れば基礎代謝も下がり、結果として痩せにくい身体になります。また、ビタミンB群やマグネシウムなどの代謝に関わる栄養素が不足していると、エネルギー産生そのものが効率的に行われません。単に「カロリーを減らす」よりも、「栄養を満たす」視点が必要なのです。
ここまでの内容を踏まえ、体重が減らないときの対策を整理すると、第一に「食事を見直す」ことが挙げられます。食事量を減らすのではなく、栄養バランスを整える方向に切り替えましょう。タンパク質を十分に摂り、必要な脂質と炭水化物を適量確保すること。特に朝食では血糖値を安定させるために、タンパク質と食物繊維を意識的に摂ると効果的です。次に、「運動の質を高める」こと。長時間の有酸素運動に偏ると筋肉の分解を招くため、週に2〜3回は筋トレを取り入れると良いでしょう。筋肉量を維持・増加させることで基礎代謝が上がり、長期的に脂肪が燃えやすい身体になります。
また、「定期的にリフィード(計画的な高カロリー食)」を取り入れるのも一つの方法です。これは、数日間カロリーをやや多めに摂ることで、身体の飢餓反応をリセットし、代謝を回復させる手法です。特に長期間カロリー制限を続けている人には有効で、心理的なリフレッシュにもなります。ただし、単なる暴食ではなく、炭水化物中心に計画的に摂取することがポイントです。
そして何より重要なのは、「焦らないこと」です。体重変化には必ずタイムラグがあります。昨日の食事や運動の結果が今日の体重に反映されるわけではなく、数日から数週間の積み重ねで身体は変化します。水分量やホルモンの影響も加わるため、1〜2kgの変動で一喜一憂する必要はありません。数値よりも鏡での見た目や衣服のフィット感、体調の良し悪しなど、総合的な指標で判断することが大切です。
最後に、ダイエットを「我慢の連続」と捉えるのではなく、「自分の身体を理解して整える時間」として捉えることが成功の鍵です。身体は常に変化し続ける生きたシステムです。その声を無視して一方的に追い込むのではなく、休息や栄養、運動のバランスを取りながら調整していくことで、最終的には持続可能な理想の体型に近づくことができます。努力が報われないと感じたときこそ、立ち止まって身体のサインに耳を傾けること。その小さな気づきが、再び体重を動かす大きな一歩になるのです。

まとめ

パーソナルトレーニングジムでパーソナルトレーニングを受ける女性

運動と食事制限をしても体重が減らないとき、それは単なる努力不足ではなく、身体が適応しているサインでもあります。人間の身体はエネルギーの出入りを常に調整しており、極端な食事制限や過剰な運動を続けると、省エネモードに切り替わって代謝を抑えるように働きます。この状態では、同じ運動をしても消費カロリーが減り、脂肪が燃えにくくなります。また、筋トレを取り入れている場合には筋肉量の増加によって体重が一時的に減らないこともありますが、それは脂肪が減り、筋肉が増えている良い変化の途中段階でもあります。
さらに、ストレスや睡眠不足も大きな妨げになります。ストレスによって分泌されるコルチゾールは脂肪の蓄積を促し、睡眠不足は食欲を増進させるホルモンバランスを崩します。その結果、摂取カロリーが増えたり、代謝が下がったりして、思うように体重が落ちなくなるのです。また、長期の食事制限で必要な栄養が不足すると、ホルモンや代謝に関わる機能が低下し、エネルギーをうまく使えない身体になります。
腸内環境の乱れも代謝低下に関係します。善玉菌が減ることでエネルギー代謝が悪化し、脂肪が燃えにくい体質になります。偏った食事や加工食品の摂りすぎを避け、野菜や発酵食品などで腸を整えることが必要です。また、過剰な運動による疲労や慢性的なカロリー不足で、日常の活動量が減ってしまうこともあります。歩く、立つ、階段を使うといった日常の動き(NEAT)が減ると、1日の総消費カロリーが大きく下がってしまいます。
体重が減らない時の対策としては、まず「栄養を満たすこと」を意識することが大切です。カロリーを減らすことよりも、必要なタンパク質、脂質、炭水化物をバランス良く摂取し、代謝を支える栄養素を確保することが重要です。さらに、筋トレを継続しながら適度に有酸素運動を組み合わせることで、筋肉量を維持し、基礎代謝を保つことができます。長期間同じ食事内容を続けている場合は、定期的にリフィードを取り入れて一時的に炭水化物を増やすことで、身体の飢餓反応をリセットし、代謝を活性化させるのも有効です。
何より、焦らず長期的な視点で自分の身体を観察することが成功の鍵です。体重の数字は日々変動しますが、短期間の変化に一喜一憂せず、見た目や体調、エネルギーの充実度といった総合的な指標を大切にしましょう。ダイエットは我慢の連続ではなく、身体を理解して整える過程です。正しい知識と適切なペースを守り、心身のバランスを保ちながら取り組むことで、停滞期を越え、健康的で持続可能な体づくりへとつながっていきます。

パーソナルジムSAKURAではお客様の体や食生活に合わせた食事指導を行なっております、大阪府堺市堺区でダイエットやボディメイクにお困りでパーソナルジムをお探しの方はぜひ一度体験パーソナルトレーニングなどご相談くださいませ!

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